- LDAP Manager® 新バージョン5.5 リリースのお知らせ
- 2012年3月14日
弊社統合ID管理ツール「LDAP Manager」の新バージョン5.5 を2012年3月26日にリリースいたします。
初版 LDAP Manager について
2003年に初版をリリースして以来、年1回のバージョンアップによる機能強化を重ねてきた「LDAP Manager」は、2012年2月までに累計出荷本数が約 340本(うち大学が 140本)となり、統合ID管理製品の国内出荷本数シェアにおいて 5年連続第1位※1という高いご評価をいただきました。
- ミック経済研究所「個人認証・アクセス管理型セキュリティソリューション市場の現状と将来展望 2011」2011年10月発刊
LDAP Manager 5.5 の特長
『LDAP Manager 5.5』では、ID情報管理者向けにデザインと操作感を一新したユーザメンテナンス画面を提供し、エンドユーザ向けの画面でも視認性を高めた項目を追加するなど、ユーザインタフェースを改良しています。
また、ID情報マスターデータベースとして、株式会社ネットスプリング(本社:東京都港区、代表取締役:西武 進)の認証アプライアンスサーバ「AXIOLE」が利用できるようになり※2、さらに「AXIOLE IdPオプション」を利用することで、SAML※3による認証連携ミドルウェアとして普及している「Shibboleth」※4に対応することも可能です。
「AXIOLE」や「AXIOLE IdPオプション」については、当社より当社代理店様を通して販売し、保守契約についても一括してお請けすることが可能になります。
さらに、「AXIOLE」や「AXIOLE IdPオプション」により、「Shibboleth」のIdP(identity provider)の構築をまず実施したいお客様に対して、「LDAP Manager」の廉価版パッケージである「LDAP Manager for IdP」を用意いたしました。 これにより、「LDAP Manager」で運用手順の効率化や統制強化を図った上で、IdP(identity provider)をよりリーズナブルな初期投資で構築することが可能になります。※5
- 「AXIOLE LDAPスキーマオプション」が別途必要になります。
- 米国の産官学協同プロジェクトである「Internet2」から生まれた、SAML(Security Assertion Markup Language)をベースにシングル・サインオンを実現する仕様です。
- Security Assertion Markup Language:OASISにより策定され、セキュリティや個人情報保護法に配慮して、認証・認可の情報交換を行うためのデータ形式
- 「LDAP Manager(無制限版)」にメンテナンスプラグインとして「CSV→LDAP反映&CSV→LDAPグループメンテナンスプラグイン」を組み合わせて¥900,000(税抜)で提供いたします。ただし、さらにこれにメンテナンスプラグインを追加する場合は「LDAP Manager(通常版)」へのアップグレード費用¥2,300,000(税抜)が必要です。
LDAP Manager 5.5 で追加された主な機能
- 管理者ユーザメンテナンス機能の強化
従来とは別の Webアプリケーションとして、デザインや操作性を一新した管理者用ユーザメンテナンスを提供します。 - 利用者プロファイルメンテナンス機能の強化
エンドユーザ入力画面用の項目で、色や大きさなどのデザインの細かい調整が可能になり、視認性が高まります。 - ID情報マスターデータベース内のグループ管理機能の強化
グループのメンバーとして他のグループを管理することが可能になり、「Active Directory」にもそのまま連携できます。 - Notes連携機能強化
Notes/Domino 連携が、64bit サーバ版の「LDAP Manager」から利用可能になりました。 - ID情報マスターデータベースとして認証アプライアンスサーバ「AXIOLE」が利用できるようになります。
エクスジェン・ネットワークスでは『LDAP Manager 5.5』のリリースにより、拡販を強化し、2012年度は 60本の出荷を予定しています。